ルノーサムスン自動車の「SM3」=2005(聯合)
ルノーサムスン自動車の「SM3」=2005(聯合)
ルノーサムスン自動車の準中型車「SM3」が、来年から日産ブランドで海外に輸出される。
 仏ルノーのゴーン会長(日産自動車の社長兼最高責任者を兼任)は24日、ソウルで外信との記者会見を開き、「日産ブランドで輸出される『SM3』の年間輸出台数は3万台規模で、来年1月から釜山工場で生産する予定」と明らかにした。現在「SM3」はチリやリビアなどに国内と同じ名称で輸出されているが、今年1~10月の輸出規模は2179台にとどまった。ゴーン会長はグローバルネットワークと系列会社訪問計画の一環として23日に韓国を訪れており、釜山工場と京畿道竜仁市の器興研究所、営業支店などを訪問している。

 ゴーン会長は韓国が過去10年間に自動車産業で大きく成長したと言い、「ルノーサムスンはスタートして5年しか経っていないが、韓国をルノーグループにとって世界で7番目に重要な市場にした。特に2007年に生産する予定のスポーツ・ユーティリティ・ビークル(SUV)は、ルノーグループ内の協力を強化する新たな転機となるだろう」と述べた。また、「ルノーサムスンは、ルノーと日産間の次世代ガソリンエンジン『M1Gエンジン』の生産を含め多様なプロジェクトを活発に進めており、デザインセンターはルノーグループでアジアの中心的な役割を果たすだろう」と期待を示した。 

 ルノーグループは、ルノーサムスンを含むグループレベルの3年発展計画を来年2月ごろ発表する予定。



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