米国土安全保障省の移民統計機関が18日に発表した報告書によると、2005年11月現在、米国内の不法滞在者は合計1050万人と推定され、このうち韓国人は21万人に達した。5年前の2000年1月より不法滞在者は200万人、韓国人不法滞在者は3万人増え、年平均6%の増加を示した。

 今回の調査結果は、国勢調査とコミュニティー単位の人口調査、入出国統計など各種のデータや仮説をまとめ発表された。しかし、移民者団体は実際の不法滞在者は発表された数値の2倍に達するものとみている。ほとんどが韓国で生まれ観光や留学など合法的なルートで米国入りしたあと、ビザの滞在期限が切れたケースで、メキシコやカナダなどを通じた不法入国者を含めると実際の不法滞在者数はさらに膨らむみられる。

 米国内の不法滞在者の出身国別では、メキシコが597万人で最多で、韓国はフィリピンと並び6番目に多かった。

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