政府は2001年から5カ年計画を打ち出すなど麻疹撲滅に精力的に取り組んでおり、2002年以降の麻疹発病率が世界保健機関(WHO)の麻疹撲滅基準である人口100万人当たり1人以下に達した。2000年から2001年まで麻疹が全国的に流行し、5万人以上の患者が発生し7人が死亡するなど大きな被害を受けたことが背景にある。政府は当時、小学校入学予定の児童への予防接種を義務付けたほか、570万人余りに予防接種を行い、麻疹の早期終息に成功した。
2005年現在、韓国の麻疹患者発生数は7人で、日本の8752人や中国の12万4219人に比べ非常に低い水準となっている。
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