大韓貿易投資振興公社(KOTRA)が12日に明らかにしたところによると、中国の対北朝鮮原油輸出は昨年9月には皆無だったが、北朝鮮が核実験を行った10月には前年同月比87.5%、翌11月には17.7%の増加率をみせている。
この2か月間、北朝鮮に対する燃料・肥料輸出も前年同期比で20.0%増え6200万ドルに及んだほか、食糧輸出も同18.7%増の890万ドルに達した。このうち穀物類の輸出が390万ドルで78.1%、製粉製品が490万ドルで7.5%、それぞれ増加した。また、日本の輸出禁止品目リストを基準としたぜいたく品輸出額も、同期間に前年同期比22.7%増加した。このうち増加幅が大きかったのは牛肉、毛皮類、自動車で、それぞれ734.3%、234.0%、94.4%の増加率を記録した。
昨年1月から11月までの中朝貿易額は15億3600万ドルで、前年同期より5.4%増えている。中国の対北朝鮮輸出総額は11億1700万ドルで12.2%増えた一方、輸入総額は4億1800万ドルで9.3%減少した。
KOTRA関係者は、2005年の中朝貿易増加率24.0%に比べると昨年の増加幅はやや落ち込んだものの、劣悪な対外環境を考慮すれば、中朝間の経済交流は増加を続けていると評価できると話している。
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