調査結果によると、全体の0.26%に当たる364頭からクロルテトラサイクリン、スルファジミジンなどさまざまな抗生物質が基準値を超えて検出された。個体数が多い鶏を除き、昨年食用処理された牛と豚は合計1363万頭で、単純計算するとこのうち3万5000頭余りが抗生物質過多の状態で処理されたことになる。こうした基準値違反率は2000年が0.11%、2001年が0.17%、2002年が0.14%、2003年が0.20%、2004年と2005年がそれぞれ0.25%と上昇を続けている。2004年には日本の基準値違反率0.03%の8倍に達し、豪州の0.19%も上回る水準となった。ただ、米国(0.93%)や英国(1.12%)に比べると低い。
抗生物質を含んだ肉類を摂取し続けると、抗生物質に対する耐性が高まり、国民の健康管理に大きな脅威となりかねないことから、農林部や検査院は検査部位を拡大するなど規制強化を急いでいる。
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