多目的実用衛星「アリラン2号」により撮影された衛星写真が海外で販売される。科学技術部が17日に明らかにしたもので、6月1日からフランスのスポットイマージュを通じ、韓国・米国・中東除く地域で販売される。韓国、米国、中東地域については韓国航空宇宙産業株式会社が販売する。

 スポットイマージュは、米国のジオアイ、デジタルグローブと並ぶ衛星写真販売会社で、2005年8月に韓国航空宇宙研究院と衛星写真販売の代行に関連する契約を結んだ。契約は販売額の60%を同研究院に支払い、販売実績がなくても540万ドルを支払う条件となっており、契約期間は販売開始から3年間。

 アリラン2号は現在、高度685キロメートルの上空で地球を1日に約14周しながら解像度1メートル級の白黒映像と解像度4メートル級のカラー映像を同研究院に送っている。

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