サムスン物産の建設部門は18日、アラブ首長国連邦・ドバイに建設中の超高層ビル「ブルジュ・ドバイ」建設現場で、海抜452メートルの高さまで直接コンクリートを打ち込み、世界記録を樹立したと明らかにした。同社によると台湾の「台北101」建設時に台湾と日本企業が記録した450メートルを更新したとしている。
 サムスン建設は配管を通じ、640トン余りのコンクリートを126階の高さまで直接打ち上げた。一般的な高強度コンクリートは粘性が高く、配管を通し高い所まで打ち込むのは難しいため、ポンピング技術を用いて性質を変化させる必要がある。サムスン建設は、地上から配管を通し打ち込む際にはやわらかく、施工後には固くなる超高強度のコンクリート技術を利用した。

 サムスン建設が工事中のブルジュ・ドバイは、ホテルやオフィス、アパートがひとつになった超大型複合ビルディングで、2009年に完成すれば高さ800メートルを超える世界最高層のビルとなる。


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