米国の北朝鮮専門家として知られるジョージア大学のパク・ハンシク教授が24日、自由アジア放送(RFA)とのインタビューで述べたもので、金総書記の家族から後継者が出る可能性はほとんどないとし、金総書記の子どもたちは金総書記自身のように後継者としての教育を受けていないと主張した。その上で、北朝鮮は軍部によるクーデターや民衆蜂起の可能性はほとんどなく、必然的に金総書記の死後は軍部の集団指導体制により権力が行使されるとの見方を示した。
また、北朝鮮が食糧難など多くの困難を抱える中でも崩壊せずにいるのは、政権の指導力によるものというよりは、相互依存的な社会政治体制のためだと指摘した。
パク教授はこれまでに北朝鮮を40回以上にわたり訪問しており、昨年11月の平壌訪問後には、北朝鮮が最終的には核兵器を放棄することになると主張している。
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