城南市などによると、サイト運営業者は4月に城南市に通信販売業の届出を行ったうえで、犬肉と鶏肉を販売する通販サイトを立ち上げた。インターネットで注文を受け付け、犬肉と料理に必要な野菜やたれなどを宅配で送っている。
こうした事実が明るみに出ると、城南市のホームページには、このサイトを閉鎖するよう求める意見が相次いで寄せられるようになった。「ペットを飼う習慣が広がる中、悪食であり違法である犬肉をどうして販売できるのか」「これまでなんの措置も取らなかった公務員の職務怠慢であり犯罪の助長」などの主張に対し、城南市は「現時点では法的な制裁方法はない」としている。市は届出が問題なく受理されているが、地域住民の感情に反する場合に制裁方法があるのかどうか、公正取引委員会に質疑したことを明らかにした。
これに対しサイト運営業者は、商品に対する好意的な意見や販売支持の意見が集まっていると反論している。共同運営者のチョ・チャングンさんは、「体質上、犬肉が必要な人もいる。豚肉や魚は食べてもよく、犬肉はだめだという論理には同意できない」と話す。また、これまで日陰の身だった犬肉を明るいところに引き出すことはそれなりにブルーオーシャン(競争者のいない新市場)になると考えたと説明した。
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