高麗大学韓国人工臓器センターは14日、携帯型人工心臓を移植した子牛が手術後70日間生存し、国内最長生存記録を達成したと明らかにした。これまでの最長記録は45日だった。同大学病院胸部外科のソン・ホソン教授によると、人工心臓は移植4週後がやまとなるが、この子牛はその時期を超え、健康状態も栄養摂取も良好だという。90日以上の生存が可能と期待されている。
 
今回移植された人工心臓は、同センターが独自に開発した。生体に似た拍動血流を供給する体外型の両心室補助装置で、心臓移植手術の前に臨時で心臓の役割をするように作られている。世界最少で、生存期間など技術的にほぼ完成段階に到達しており、企業が参加し商用化を準備する段階にあるという。

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