済州の台風被害652億ウォン、さらに膨らむ見通し

16日に済州島を直撃した台風11号により、19日午前現在、死亡者12人と行方不明者1人が出たほか、財産被害額は652億3700ウォン（約81億6000万円）と暫定集計された。済州道・災害安全対策本部が明らかにした。28日までの現場確認作業と来月初めの合同調査が終われば、被害額はさらに膨らむ見通しだ。
　被害額の内訳は、公共施設が355件の546億1700万ウォン、私有施設は106億1400万ウォンで、住宅と商店の浸水、420ヘクタールの農耕地流出、1万3510ヘクタールの農作物浸水は含まれていない。

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　公共施設の被害を見ると、道路と橋の流出が19か所で27億ウォン、河川の流出が24か所で286億ウォンと集計され、このほか上下水道や漁港施設、体育施設などにも被害が出ている。私有施設は住宅破損が83棟で15億ウォン、ビニールハウス破損が23ヘクタール59億ウォンをはじめ、水産養殖場や船舶などの被害があった。

　一方、金泰煥（キム・テファン）済州道知事はこの日記者会見し、被害を受けた農家に対する特別支援を政府に求めた。


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