9月のIT輸出は、秋夕(旧盆)の連休に伴う操業日数減少にもかかわらず、新学期など季節的需要から107億9000万ドルに達し、3か月連続で100億ドルを上回った。情報通信部が2日に明らかにした。前年同月比では操業日数の減少などの影響で0.8%の増加にとどまったが、1日平均の輸出額は前年同月比21.4%増の5億5000万ドルとなり、過去最高を記録した。
 一方、IT輸入はロジックなど半導体(24億8000万ドル)、コンピュータ(3億9000万ドル)などの輸入が減り、前年同月比1.8%減の51億9000万ドルとなった。IT部門の貿易収支は55億9000万ドルの黒字で、全産業の貿易黒字24億9000万ドルのけん引役となった。

 輸出を品目別でみると、携帯電話が前年同月比0.9%増の23億9000万ドルを記録した。操業日数減少などで輸出増加率は鈍化したものの、買い替え需要を狙ったプレミアム製品が善戦している欧州連合(EU)や米国のほか、東欧、南米、中東などの新興市場向けも好調だった。

 半導体輸出は前年同月比1.0%減の33億1000万ドル、パネル輸出は12.2%増の20億1000万ドル、液晶モニターが18.8%増の5億7000万ドルなどとなった。

 輸出地域別では、中国(香港含む)が44億4000万ドルで前月に続き過去最大を記録した。このほかEUが17億7000万ドル、米国が10億3000万ドル、日本が6億4000万ドルなどとなった。


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