公開されたKUHの実物大モックアップ=15日、城南(聯合)
公開されたKUHの実物大モックアップ=15日、城南(聯合)
2012年4月まで1兆2996億ウォン(約1666億円)を投じて開発が進められる韓国型機動ヘリコプター(KUH)の実物大モックアップが15日に一般公開された。防衛事業庁が16日から始まるソウルエアショーで展示するもの。モックアップはこれまでに進められた基本設計を基に、韓国航空宇宙産業と航空専門家、空軍の意見を反映し4か月をかけてスタイルと内部装備のすべてを実際に生産されるヘリコプターと同一の大きさに仕上げた。
 KUHは2009年に試作機が生産され、2010年の初期生産段階を経て2012年5月から245機が量産される。量産費用は1機当たり149億ウォンを見込む。量産機は現在陸軍が運用しているUH-1、500MDなど老朽化している機動ヘリの代替として導入される。独仏合弁のユーロコプターの先端ヘリ技術で開発され、政府は290種の技術使用料とユーロコプターのヘリの改造・改良権の対価としてユーロコプターに1億4700万ユーロを支払う。開発費は54%に当たる6980億ウォンを防衛事業庁が、30%の3972億ウォンを産業資源部が、16%の2089億ウォンを内外のメーカーがそれぞれ分担する計画だ。

 政府は機動ヘリ開発事業により18万人余りの雇用創出と7兆~8兆ウォンの産業波及効果があるものと期待している。


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