FAOのアジア地域担当者は自由アジア放送(RFA)のインタビューに対し、穀物の収穫状況を把握するための調査団受け入れを北朝鮮に要請したが、北朝鮮が拒否したと明らかにした。北朝鮮が国際救援機関による作況調査を拒否しながらも、農業技術支援のような技術協力事業は認めていると指摘した。平壌には現在1人が常駐し技術協力事業を進めており、短期の技術要員も10人いるという。
FAOは1995年から、国連世界食糧計画(WFP)とともに作物収穫・食料供給に関する調査団、CSFAMを北朝鮮に送り、翌年の食糧需要を分析してきた。しかし、北朝鮮は2005年以降は調査団の北朝鮮入国を拒否している。
RFAは北朝鮮が調査団の入国を認めない理由として、韓国と中国から食糧支援を十分得られるようになった点、国際救援機関の食糧分配に対するモニタリング活動に北朝鮮が敏感に反応する可能性などを挙げた。
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