パク選手は今年1年を「本当に意味深く、忘れられない1年だった」と振り返り、来年もそうするために一生懸命やりたいと抱負を述べた。29日からトレーニングのため豪州に向かうが、五輪に向けたスタート地点という意味があるとし、訓練に励むと力強く述べた。
パク・テファン の最新ニュースまとめ
来年8月に開幕する北京五輪では、自由形400メートルと1500メートルはもちろん、200メートルにも挑戦する計画だ。まだ種目別スケジュールは発表されていないが、3月の世界水泳と同様であれば、体力的にも負担なく挑めるとしている。短水路のワールドカップで1500メートルと200メートルに連続出場したことが、体力的にきつかったものの良い経験、勉強になり、自信につながった。また400メートルでは、世界記録への欲も示した。「世界新は水泳選手の夢。五輪で記録を破れるものと自信を持っている」と頼もしい声を聞かせた。
400メートル自由形の現在の世界記録は、引退したソープ選手(豪州)の3分40秒08。一方、パク選手の自己ベストは、3月の世界水泳優勝時の3分44秒30だ。4秒以上削らなければならないが、パク選手最大のライバル、ヘケット選手(豪州)も、「ソープの世界記録を破れるのはパク・テファンだけ」と語っている。パク選手はその言葉がプレッシャーにも感じられるが、努力すれば可能なはずだと話す。
海外トレーニングのメリットは、他の予定がなく水泳にだけ打ち込めるという点だ。豪州でも、これまで続けてきた長距離のトレーニングを続ける。今年は成績を残せず悔いが残るという1500メートルをメインに磨き、ウエイトトレーニングでは筋力アップとコンディション維持に焦点を合わせる計画だ。
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