ポスコが昨年、売上高が22兆2000億ウォン(2兆6008億円)を超えるなど過去最高の業績を記録した。李亀沢(イ・グテク)会長は10日に証券会社のアナリストやメディアを対象としたフォーラムを開催し、こうした経営実績と今年の事業計画を発表した。

 それによると、ポスコの昨年売上高は前年比10.8%増の22兆2070億ウォン、営業利益は同10.7%増の4兆3080億ウォン、純利益は14.7%増の3兆6790億ウォンだった。ポスコは、次世代革新性鉄技術「ファイネックス」商用化設備の安定的な粗鋼生産、戦略品目中心の高付加価値製品の持続的な販売増加、昨年完工したプラントセンターをはじめとした28か所の海外加工販売センターの販売量急増などが業績に寄与したと説明している。業績好調を受け、同社の1株当たりの配当金は前年より2000ウォン多い1万ウォンに達する見通しだ。

 ポスコは今年、系列社と海外法人までを含めた連結ベースで8兆ウォンを投資し、粗鋼生産3500万トン体制を備え世界2位の鉄鋼メーカーに跳躍するとの目標を掲げている。

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