昨年の牛肉消費量は1人平均7.5キログラムとなった。農村経済研究院が9日に明らかにしたもので、農協などの資料を基に分析した。
 昨年1年間の国内の牛肉消費量は36万6000トンと推定され、前年の33万1000トンより10%増加した。このうち国産牛は17万2000トンで前年より8.5%増えた。輸入牛は12.6%増の19万4000トンとなった。総消費量に占める国産の割合(自給率)は46.9%で、前年の47.8%より0.9ポイント落ち込んだ。牛肉の自給率は2002年が36.6%、2003年が36.3%、2004年が44.2%、2005年が48.1%となっており、2005年を境に下落が続いている。

 1人当たりの牛肉消費量は前年より10.2%多い7.5キログラムとなった。しかし牛海綿状脳症(BSE)問題などでカナダや米国産の牛肉輸入が中断される前の2002年(8.5キログラム)の水準には満たなかった。


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