【ソウル7日聯合】外交通商部のチョ喜庸(チョ・ヒヨン)報道官は7日、独立運動家・安重根(アン・ジュングン)義士の遺骨が埋葬されているとみられる中国・旅順刑務所の裏山一帯を現状のまま保存するよう、中国側に要請したと明らかにした。現地公館により、同地域の一部で地方政府が開発目的で作業中と確認されたことを受け、外交チャンネルを通じ、中国側に現状保存と韓国の遺骨発掘作業遂行に対する協力を要請したと説明した。チョ報道官は、「韓中関係と安重根義士に対する韓国民の関心を考慮し、中国側がわれわれの要請に積極的に対応してくれるものと期待している」と述べた。
伊藤博文を暗殺した抗日運動の闘士として知られる安重根義士は、1910年に中国の旅順監獄で絞首刑にされ、近隣に埋葬されたとみられている。
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