国内にドバイのような金融中心地、早ければ年内指定

【ソウル11日聯合】国内でもドバイのような金融中心地（クラスター）が早ければ年内に指定される。
　金融委員会が11日に明らかにしたところによると、政府は同日、「金融中心地の造成と発展に関する法律施行令」を閣議決定した。金融中心地は、金融会社や情報、人材などをひとところに集め効率的な業務を行うために造成されるインフラで、ドバイやニューヨークのバッテリーパークなどが代表例に挙げられる。

　金融委員会は4月中に金融中心地推進委員会を構成し、基本計画の立案や指定手続き準備を進める計画だ。当該の市・道知事が金融委員会に金融中心地の指定を申請すれば、推進委員会の審議と議決を経て指定される。

　指定地としては現在のところ、金融会社が集まっているソウル中心地（銀行、保険）、ソウル・汝矣島（証券）、ソウル・江南（クレジットカード、投資諮問）のほか、空港と近い仁川経済自由区域などが有力候補に挙がっている。