【瀋陽29日聯合】10日から中国・旅順で行われていた安重根(アン・ジュングン)義士の遺骨発掘第2段階作業は成果のないまま終わった。駐瀋陽韓国総領事館の関係者が29日に明らかにしたもので、発掘調査団は全員撤収するという。調査団は26日に8人が引き揚げており、残る5人も29日午後に帰国の途につく予定だ。
 調査団は地質資源研究所の専門家5人を投入し、韓国から探査用の装備を持ち込んで旅順監獄裏の埋葬現場と推定される場所の付近で広範囲な発掘調査を行ったが、これまで成果は上がっていない。調査団は再び来月初めに旅順で3段階目の発掘作業を行う予定だ。


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