【ソウル6日聯合】トラック・バスを含む輸入車が次第に増加しているなか、自動車輸入額が自動車輸出額の10分の1に迫っていることがわかった。韓国自動車工業協会が6日に明らかにしたところによると、第1四半期に輸入された自動車は8億12万2000ドル相当で、同期間の国産車輸出額(83億1722万7000ドル)の9.6%に達した。
 国産車輸出額に対する自動車輸入額の割合は、2001年の3.6%から2004年には5.5%に上昇し、その後も2005年が6.0%、2006年が7.6%、2007年が8.8%と伸び続けている。これは輸入車市場の規模拡大も大きく影響しているが、何よりも輸出される国産車より価格が高い、高付加価値車両の輸入が全体に大きな割合を占めているためと分析される。自動車工業協会関係者は、こうした傾向はしばらく継続するとしながらも、国内の完成車メーカーが近ごろ高付加価値車両中心の輸出戦略を貫いている点は注目に値すると話している。

Copyright 2008(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0