【ソウル27日聯合】スパイダーマン、X-メン、トランスフォーマーなど数々の作品で知られる米漫画出版社、マーベル・コミックの超大型テーマパークが2013年に釜山にオープンする。
 アラブ首長国連邦(UAE)・ドバイに拠点を置くアル・アハリ・グループ(AAG)とマーベルはソウル市内のホテルで26日、東釜山観光団地開発予定地にマーブルのキャラクターを生かしたテーマパークを造成する契約を交わした。AAGはマーベル側と25年間のキャラクター使用契約を締結した。AAGはこれに向け、韓国初のUAE投資法人となるAAGコリアをソウルに設立する。

 テーマパークは、釜山市機張郡に造成される東釜山観光団地の中核施設として50万平方メートルの用地に建設される。観光団地造成工事は3段階に分けて進められる計画だが、1段階としてまず2013年にテーマパークと宿泊施設などをオープンし、その他の施設は2017年までに段階的に建設していく方針だ。釜山市は用地を50年間無償で提供し、テーマパーク建設と運営に向けた特殊目的会社(資本金1億ドル以上)に釜山都市公社とともに20%の範囲内で出資する。

 東釜山観光団地は総工費4兆ウォン(約3963億円)で今年着工、2016年の完工を計画している。マーベル・コミックのキャラクター使用とともにリゾート施設、マリーナ、宿泊・商業施設、ゴルフ場、スパなども備えた世界的なリゾート施設としての跳躍が期待できる。

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