【ソウル23日聯合】サムスン電子が大型テレビやノートパソコンなど主要部門の液晶パネルの売上高、出荷量、出荷面積でいずれも世界トップとなり独走態勢を見せている。
 市場リサーチ機関のディスプレーサーチが23日に発表した6月の液晶パネル出荷実績によると、サムスン電子は液晶パネル全体の売上高だけでなくテレビやノートパソコンなど主要部門を席巻した。

 先月の液晶パネル売上高は18.1億ドル(シェア26.2%)で、38か月連続トップの座を維持した。また、ノートパソコン用パネルの出荷面積も25万平方メートルを記録し5か月ぶりに1位を奪還したほか、テレビ用パネル部門でも出荷面積75万平方メートルで先頭を走っている。

 全体の売上高だけでなく大型パネルの売上高(17億ドル)、出荷面積(131万平方メートル)、出荷量(831万台)も1位を記録した。サムスン電子関係者は、第8世代ラインで安定的な供給が行われ下半期に繁忙期効果が本格的に現れれば、安定的な需要先を確保している同社がシェアをさらに拡大し、大型パネルの全部門席巻も可能との見通しを示している。

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