【ソウル20日聯合】北朝鮮では2008年現在、女性が一生で産む子どもの数を示す合計特殊出生率は2.0人、人口増加率は0.9%と集計された。
 米国の民間人口統計機関、人口調査局(PRB)がウェブサイトで公開した2008年の世界人口統計によると、北朝鮮の人口は2350万人で、人口1000人当たりの出生率は16人、死亡率は7人だった。人口は2025年に2580万人、2050年には2640万人と2050年までに12%増加すると予想している。

 乳児の死亡率は1000人当たり21人、出産時に死亡する危険のある妊婦は140人中1人とされた。人口構成は15歳以下が全人口の25%、65歳以上が8%を占め、平均寿命は71歳。また、全体の33%が十分に栄養を摂取できていない。

 一方、韓国の合計特殊出生率は1.3人、人口増加率は0.5%で、総人口は2008年の4860万人から2050年には4230万人へと、13%減少すると予想された。平均寿命は79歳だった。

 PRBの担当者は19日に米自由アジア放送(RFA)とのインタビューで、北朝鮮関連資料は北朝鮮当局と平壌駐在の国連機関やアンケート調査などから得たと説明している。

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