【清州15日聯合】忠清北道・清州に本社を置き、国内初の格安航空会社として設立された韓星航空が経営難に陥っている。
 国土海洋部が15日にハンナラ党議員へ提出した国政監査資料によると、韓星航空は2006年に59億ウォン(約4億7964万円)の赤字を計上したのをはじめ、最近までに270億ウォン余りの赤字を出すなど経営に苦しんでおり、空港使用料などを滞納している。実際、同社は清州~済州、金浦~済州線を運航しているが、清州国際空港、済州国際空港、金浦空港などに支払うべき事務室賃貸料、着陸料、旅客利用料など9億7000万ウォン余りを滞納している。また、最近は社員の給料や地上支援を行う業者などへの支払いも滞っている。

 韓国空港公社は今月初めに韓星航空の一部通帳を仮差し押さえしており、17日までに滞納額を払わなければ資金回収に向けた法的措置に乗り出す計画とされる。

 同社はこれに関し、最近やや経営が苦しいのは事実だが、現在進めている資金調達などが完了すれば資金繰りは大きく好転するだろうと話している。

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