【ソウル4日聯合】サムスン電子のホームシアターが、欧州市場で初めてシェア首位に立った。
 市場リサーチ機関のGfKが4日に明らかにしたところによると、1~8月における欧州ホームシアターの市場シェアはサムスン電子が18.8%、フィリップスが17.5%、LG電子が13.4%、ソニーが12.1%、パナソニックが9.3%の順だった。サムスン電子の欧州ホームシアター市場シェアは、2006年には8.8%で5位に位置していたが、昨年には15.5%で2位に浮上し、ことしは1~8月の累積ベースでトップに立った。

 サムスン電子は特に、8月には数量ベースでシェア23.0%を獲得し、2位のフィリップス(16.2%)と大きく差を開けた。金額ベースでもシェア19.6%で1位を獲得しており、しばらく独走態勢をキープしそうだ。こうした実績は、ブランド認知度が高いサムスンテレビとホームシアターを並べて陳列・販売する並行マーケティングを前面に出し、英国やフランス、イタリアなど主要国で1位を獲得したためと分析される。


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