【ソウル3日聯合】文化体育観光部の柳仁村(ユ・インチョン)長官は3日にソウルで、ゲーム産業振興第2回中長期計画発表会を開き、ゲーム産業を新成長動力として育成するための大規模な投資計画を示した。
 ゲーム産業は2001年以降、年平均10%以上の高度成長を遂げ、国内の文化コンテンツ産業における輸出の半分を占めているという。柳長官は、2012年までに世界3大ゲーム大国入りを目指し、3500億ウォン(約222億円)を投入することを明らかにした。

 文化体育観光部は2012年までに国内ゲーム市場規模を10兆ウォン、輸出規模は36億ドル達成を目標としている。これに向け、ゲーム産業の戦略的輸出支援を大幅に強化し、独立開発スタジオを設立するなど先進型産業構造を定着させる方針だ。

 柳長官はこれに関連し、▼戦略的な国際市場進出▼次世代ゲーム製作基盤の造成▼未来型創意人材と先導技術の確保▼ゲーム文化の価値創造▼流通環境の先進化▼世界eスポーツ先導▼融合環境制度、政策の体系化――の7大戦略を提示した。予算は国庫から2500億ウォン、民間資本や地方自治体、基金などから1000億ウォンが投じられる。さらに2000億ウォン規模のファンド造成を進めることにした。

 一方、政策的には規制でなく支援機能を中心に制度改善に着手し、等級分類ワンストップシステムを構築、長期的にはゲーム業界による自主審議基盤を設ける計画だ。関連法も産業振興のための内容となるよう、体系的に改善を進める。

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