鄭委員長が現地で会った人物は、下院外交委員長に有力視される民主党のアッカーマン議員、全米外交政策会議(NCAFP)のシュワブ会長、ホルブルック前国連大使、コロンビア大学のサックス教授、ハーバード大学のナイ教授、ニューズウィークのザカリア編集長ら、次期米議会・政府で中核的な役割、シンクタンク役を担う面々だ。
鄭委員長は「先ごろ親民主党性向のブルッキングス研究所で作成されたG16会議のメンバーから韓国が外され、南アフリカ共和国、ナイジェリア、トルコ、メキシコなどが入った」と説明。これら国家が米国の利益と関係があることは事実だが、経済規模に比すると韓国がG16に入るべきではと反問し、「韓国が優先順位上位16位の外にいるのが現実」と指摘した。G16会議は、G7に代わる世界主要経済国協議体の仮想シナリオのひとつ。
また、今回の訪問目的についても「米国の政府と民間に対し、韓国への理解と関心を高める必要があるため」と強調した。
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