韓国のHIV感染者、23年間で累計6000人超

【ソウル10日聯合ニュース】国内のエイズウイルス（HIV）感染者が、1985年に国内で初めて確認されてから23年で累計6000人を超えた。
　疾病管理本部は10日、昨年は797人がHIVに感染し、昨年末現在で累計感染者数が6120人を記録したと明らかにした。このうち1084人がすでに死亡している。

　昨年のHIV感染者は、男性が743人で93．2%を占め、女性（54人）の14倍に達した。年齢別では、経済活動を主導する20～40代が584人で73．3%を占めた。60歳以上の高齢層も56人が感染したほか、10代にも20人の感染者が確認された。新規感染者の感染経路は、全員が性的接触によるものだった。