韓国銀行が20日に発表した昨年末の国際投資対照表(速報)によると、韓国の対外債務は昨年末現在3805億ドルで、9月末から450億ドル減少した。四半期別の減少幅としては、外債統計の作成が始まった1994年第4四半期以来最大となる。
類型別に見ると、短期外債が1511億ドルで385億ドル、長期外債が2294億ドルで65億ドル、それぞれ減少した。短期外債と満期が1年以内の長期外債を合わせた流動外債は、昨年末現在1940億ドルで、第3四半期末から388億ドル減少した。外貨準備高に占める流動外債の割合は昨年末現在96.4%と集計された。
部門別では、銀行借り入れが1150億ドルで昨年9月末から444億ドル急減した。国内銀行は199億ドル、外資系銀行の韓国支店は245億ドル、それぞれ減っている。こうした減少は、昨年第4四半期に国際金融市場が悪化し、国内銀行が海外借入金の満期延長や新規借り入れに苦労した上、外資系銀行の韓国支店が本店に資金を引き揚げたためとみられる。
一方、対外債権は昨年末現在3482億ドルで、9月末から534億減少した。これに伴い、韓国の対外純債務は昨年末現在323億ドルで、9月末(240億ドル)に比べ83億ドル膨らんだ。
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