これに関し、北朝鮮の朝鮮中央通信は同日、北朝鮮が「試験通信衛星『光明星2号』を運搬ロケット『銀河2号』で打ち上げるための準備作業の一環」として、国際民間航空機関(ICAO)とIMOに「飛行機と船舶の航行安全に必要な資料」を通知したと報じた。
同通信はまた、北朝鮮がこのほど、月その他天体を含む宇宙空間の探査及び利用における国家活動を律する原則に関する条約(宇宙条約)と、宇宙空間に打ち上げられた物体の登録に関する条約(宇宙物体登録条約)に加入したと発表した。これを「平和的な宇宙科学研究と衛星打ち上げ分野で、国際的な信頼を増進させ協調を強化するのに貢献することになる」と評している。
北朝鮮は1998年、国際社会では「テポドン1号」と呼ばれ、北朝鮮は地球人工衛星と主張する「光明星1号」を打ち上げた時には、航空機と船舶の安全航行に必要なICAOとIMOへの事前通知手順を踏まず、国際的な批判を浴びた。今回の国際機関への事前通知と宇宙関連条約の批准は、光明星2号が科学発展を目的とした人工衛星だという主張を国際社会に印象付けるためのものと思われる。
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