【ソウル12日聯合ニュース】企画財政部や統計庁などが12日に明らかにしたところによると、15日に発表される統計庁の3月雇用動向では、全体失業者数が100万人を超えるものと予想される。今回100万人を突破すれば、2001年3月に112万9000人を記録して以来、8年ぶりのこととなる。 失業者は通常2月に増えた後に下降曲線を描き、7月に再び増えた後、再度減少するというように、卒業シーズンと連動している。最近では昨年10月の73万6000人を皮切りに、11月が75万人、12月が78万7000人、ことし1月が84万8000人、2月が92万4000人と推移している。 ただ最近に入り、各種マクロ経済指標で急落傾向が鈍化の兆候をみせており、雇用部門でも下降曲線が緩やかになるとの分析が出ている。韓国開発研究院(KDI)のキム・ヨンソン研究委員は、「雇用状況はさらに悪化するだろうが、下げ幅は次第に緩やかになる区間に差し掛かっているようだ」とし、新規就業者数がマイナス50万人を記録するといった悲観的な見通しが力を失いつつあると説明した。
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