【ソウル20日聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は20日のラジオ演説で、「自転車はグリーン成長のパートナー。炭素を排出しない自転車を主要交通手段として復活させることが、われわれが進むべき道」と述べた。自転車が走るのが遅すぎれば転んでしまうように、「自転車時代」へと進むのが遅すぎないよう急がなければならないと強調した。
 街で安全に自転車に乗れるようにするには、歩道と自転車道路を区分すべきで、自転車の盗難や万一の事故に備えた自転車保険も必要だと述べた。また地下鉄との連携として、外国のように最後の1車両を自転車持ち込み専用車両にするなどの構想にも触れた。その一方で、制度の手直しや予算投入が必要なため、多少時間がかかるとの見通しを示している。
 李大統領は国内の自転車生産が途絶えた状態であることを残念がりながら、「グリーン技術と結びつけた未来型中核技術を開発して高付加価値のハイブリッド自転車を生産し、国内でも使い輸出もできればどれほど良いか」と述べた。
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