金融通貨委員会を主宰する李総裁=12日、ソウル(聯合ニュース)
金融通貨委員会を主宰する李総裁=12日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル12日聯合ニュース】韓国銀行の李成太(イ・ソンテ)総裁は12日、金融通貨委員会直後の記者懇談会で、「まだ経済が著しく改善されたとは言えない」と見解を示した。米国や欧州諸国、日本のような先進国市場の見通しがあまりよくなく、中国の場合は数か月前の見通しより上向くとの見解が優勢だが、全体的に韓国の輸出環境はそれほどよくなっていないとした。また、国内でも雇用の減少が続き賃金上昇も難しい状況で、消費需要の大幅な回復は期待し難く、設備投資にも目立った改善の兆しが見えないと診断している。
 李総裁は続けて、景気後退ではないが顕著に回復したと言い難い状況が当分続く見通しで、まだ不安要素が多く残っていると述べた。ただ、昨年12月とことし1月の見通しより現状がややよくなったのは事実だとし、最悪のシナリオは避けたような感じだと付け加えた。
 通貨政策はしばらく金融緩和基調を続ける方針だ。李総裁は、基準金利年2.0%は実体経済の状況や見通しを考慮した相当な金融緩和基調であり、しばらく維持すると話した。過剰流動性問題については、現状では流動性が多すぎるとは判断できないとした。
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