政府情報筋は22日、北朝鮮が2~3日前に咸鏡道・東海岸で船舶航海禁止区域を宣布したことを確認し、同地で移動式発射体を装着した車両の頻繁な動きを観測したと伝えた。現在の北朝鮮の軍事動向から、長距離弾道ミサイルではなく短距離ミサイルを発射しようとしていると分析されるとした。
この情報筋は、北朝鮮が対外的に耳目をひきつけるため、まず短距離ミサイルを発射した後、状況を見て中・長距離ミサイルの発射に移る可能性もあると話した。
軍関係者によると、北朝鮮は通常、短距離ミサイルの発射実験や各種砲射撃訓練の際、航海禁止区域を宣布している。
北朝鮮は射程距離160キロメートルの「KN-02」など短距離ミサイルを東海・黄海岸に実戦配置しており、2007年5月25日、6月19日、同27日に東海上に短距離ミサイルを発射した。
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