【ソウル16日聯合ニュース】韓国のモルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)が選定する先進国指数入りは果たされなかった。
 MSCIは16日、イスラエルを先進国指数に組み入れたが、韓国は従来通り新興市場指数に据え置いたと発表した。韓国の株式市場は規模や流動性の面では先進市場の指定条件にかなっていると認めたが、域外でのウォン市場の不在、外国人投資家登録制度や分離決済の制限を据え置きの理由に挙げた。また、「非競争的な契約条件」により、韓国株式市場のデータがリアルタイムで提供されていない点も指摘した。
 MSCIはただ、来年の年次評価で韓国の先進市場組み入れを検討可能だとしている。判断は来年6月に先送りされることになった。
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