今年第2四半期は前期比2%前後成長するだろうが、下半期は増勢が鈍化し、世界景気の鈍い回復の流れに従うことになると予想した。研究院は「ウォン高に転じ、国際原油価格も1バレル70ドル水準まで大きく上がった。政府の景気浮揚策も上半期に集中し、下半期はてこ入れ規模が小さくなる」と説明している。
輸出と設備投資の不振、雇用悪化、消費萎縮は、下半期も続くとの見通しだ。研究院では、先進国の需要を見込めず為替相場も不利なため、当分は輸出の本格回復は見込めないとして、輸出増加率をマイナス18.9%と示した。世界的に過剰投資に対する調整が進んでいる上、製造業の稼働率も大きく落ち込んでおり、国内の設備投資も2けたの減少率になるとみている。雇用は第3四半期に底打ちし、来年第1四半期から緩やかな増加に転じるものの、そのペースは非常に遅いと分析した。
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