【ソウル15日聯合ニュース】宝くじ(ロト)のオンライン抽選操作疑惑に対し、監査院が不正はなかったとする結論を下したようだ。
 監査院関係者は15日、5月18日から約1か月のロト事業運営実態監査では操作の例や可能性は見つからなかったとし、内部審査手続きを経て早ければ来月末にも最終監査結果を出すと伝えた。
 昨年12月、福券委員会が韓国情報通信技術協会(TTA)を通じて推進したオンライン宝くじシステム検証作業が白紙化された後、企画財政部長官は監査院に運営実態監査を請求していた。監査院は▼オンライン宝くじシステム間のデータ不一致などの抽選操作疑惑▼収益金の配分・使用など宝くじ基金運用の適正性▼オンライン宝くじ受託事業者の監理・監督実態――などを集中的に監査した。
 監査院は抽選操作疑惑と関連し、現場調査で一部システム間のデータ不一致を発見したが、これはロトのメーンシステムと監査システムのデータ処理方式などの違いに起因するものと結論付けた。

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