サムスン電子が21日に明らかにしたところによると、40ナノ級DDR3 DRAMは、昨年9月に同社が世界で初めて量産を開始した50ナノ級製品に比べ生産性が6割ほど高い。1.35ボルトの動作電圧にもかかわらず、既存の1.5ボルト製品より約2割速い1.6Gbpsのデータ処理速度を可能にした。さらに電力消耗も既存のDDR2 DRAMより小さいなど、省エネ性能もアップした。
サムスン電子はDDR3市場を拡大するため、サーバー用16ギガバイト(GB)、8GBモジュール(RDIMM)、ワークステーション、デスクトップパソコン用4GBモジュール(UDIMM)、ノートパソコン用4GBモジュール(SODIMM)など、大容量のメモリーモジュールを主力製品として供給する計画だ。
専門調査会社のアイサプライによると、DDR3 DRAMがビット基準でDRAM市場全体に占める割合は、今年の20%から2012年には82%に急拡大するものと予想されている。
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