李大統領、大阪の橋本知事と交流拡大案を意見交換

【ソウル22日聯合ニュース】李明博（イ・ミョンバク）大統領は21日、訪韓中の大阪府・橋本徹知事に会い、両国間の協力拡大案などについて意見を交わした。
　李大統領はこの席で、国内に設立予定の部品・素材専用工業団地について「大阪の日本企業が同工業団地に数多く進出することを期待する」と述べた。また、10月に大阪で開かれる韓国商品の展示・商談会を成功させるため積極的に協力してほしいと呼びかけ、2012年麗水国際博覧会への積極的な参加と支援も要請した。
　橋本知事が財政赤字解消のため公務員の給与を大幅に削減したと紹介すると、李大統領は「公職者が苦労すれば国民が楽になる」と言った。これに橋本知事は、大阪の公務員に李大統領の言葉を伝えれば、給与削減に理解を得られるだろうと答えた。
　橋本知事は清渓川を視察して大きな感銘を受けたという。苦境の中でも信念を持って努力すれば目標を達成できることを、知事就任前に李大統領を通じて知ったと述べた。今回はソウル市と大阪府の交流・協力を拡大するために訪韓した。