米国入りした独島レーサーのメンバー。20日撮影=23日、サンフランシスコ(聯合ニュース)
米国入りした独島レーサーのメンバー。20日撮影=23日、サンフランシスコ(聯合ニュース)
【サンフランシスコ23日聯合ニュース】韓国の独島(日本名:竹島)を世界に知ってもらうため、世界一周に乗り出したソウル大学の「独島レーサー」一行が先週、最初の訪問地、米サンフランシスコに到着し、公式日程に突入した。
 独島レーサーは、2006年にオートバイで世界を横断し独島広報活動を行った、ソウル大生の集まり「独島ライダー」の第2期メンバーで構成されている。
 一行はサンフランシスコを皮切りに、1年間にわたり北米、中南米、欧州、アフリカ、オセアニアの約30カ国を回り、現地の大学生らとのセミナーやマラソン大会参加などのイベントを行う予定だ。
 独島レーサーは20日にスタンフォード大学でセミナーを開き、日本や台湾などからの在学生ら30人余りと独島領土主権などをめぐり熱い議論を交わした。独島レーサーは「韓国が日本の植民地だった歴史があるため、日本文化や日本人を色眼鏡で見るしかない。日本植民地時代の残滓(ざんし)である独島問題を解決してこそ、日本を隣国として受け入れ和解できる」と主張した。セミナーに出席したある米国人学生は、独島に対する新しい事実を知り、楽しい時間だったと感想を述べたという。
 リーダーのハン・サンヨプさんは23日、聯合ニュースの電話取材に対し「メンバーは独島広報活動の意志と熱意にあふれている。健康状態もよい。今後も中身のあるイベントを行うようベストを尽くす」と話した。

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