6月に訪韓、李大統領(左)を訪ねた際の鳩山代表=(聯合ニュース)
6月に訪韓、李大統領(左)を訪ねた際の鳩山代表=(聯合ニュース)
【ソウル31日聯合ニュース】青瓦台(大統領府)は30日、日本の衆議院総選挙で野党民主党が圧勝し政権交代を果たしたことを受け、新たな韓日関係発展への期待感を示した。日本での非自民党(自由民主党)政権発足は、1993年の細川連立内閣以来16年ぶり。
 青瓦台の中核関係者は同日午後に日本主要メディアの出口調査が発表された後、「今回の選挙結果は変化と改革に対する日本国民の熱望を反映したものと評価する。韓日関係を一段階高める発展の契機となるよう期待する」と述べた。他の高位関係者も、民主党の鳩山由紀夫代表は韓国をはじめとするアジア外交を重視する姿勢を何度も示しており、韓日関係の発展が期待されるとした。

 鳩山代表は6月の訪韓中に李明博(イ・ミョンバク)大統領を表敬訪問した席で、常に掲げている友愛の精神で韓国と日本が協力すべきだと述べ、究極的には東アジア共同体に関係を拡大・発展させるべきとの考えを示していた。

 青瓦台は民主党圧勝で鳩山代表の次期首相就任が確実になったことから、電話会談をはじめとする李大統領との韓日首脳接触を準備する方針とされる。ある参謀は、双方は今後の多国間外交舞台で会談する可能性が高く、6月に李大統領の訪日を機に本格化した韓日シャトル外交も続けられるだろうとしている。

Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0