【ワシントン2日聯合ニュース】米国で北朝鮮政策を担当するボズワース特別代表が3日から8日まで韓日中を訪問し、北朝鮮の6カ国協議復帰と非核化策について話し合う予定だ。米国務省のケリー報道官が2日の定例会見で発表した。
 3~4日は北京、4~6日にソウル、6~8日に東京の順で訪問する。同行するソン・キム6カ国協議担当特使は8日に再びソウルに戻る予定だ。
 ケリー報道官は、ボズワース代表の訪問目的について、北朝鮮が2005年9月の6カ国協議共同声明の義務事項を履行し完全な非核化に向け不可逆的な措置を取るよう、6カ国協議関係国と最善策を模索するためだと説明した。また、「ボズワース代表は6カ国協議枠組み内での北朝鮮との2国間協議の役割についても議論するだろう」と述べた。ただ、この歴訪期間中に平壌を訪問したり北朝鮮当局者に会う計画はないと強調した。
 北朝鮮はこのところ米朝2国間対話を促しながら、韓米それぞれに融和的な措置を打ち出している。ボズワース代表は6カ国協議関係国と、こうした北朝鮮側の態度に対し評価を出し、北朝鮮との対話再開に向けた条件や形式などを話し合うものとみられる。

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