【ソウル7日聯合ニュース】国税庁が7日にハンナラ党議員に提出した資料によると、昨年の国税滞納額は15兆7813億ウォン(約1兆1909億円)、前年度の滞納繰越額は3兆5747億ウォンで、昨年の滞納総額は19兆3560億ウォンと集計された。これは昨年の徴収決定総額(179兆3241億ウォン)の10.8%に該当し、過去最高となった。
 前年度の国税滞納繰越額に新たに発生した滞納額を加えた滞納総額は、2005年が19兆2954億ウォン、2006年が18兆7191億ウォン、2007年が18兆7051億ウォンだった。
 国税滞納額のうち、7兆1061億ウォンは現金で受け取ったが、6兆9577億ウォンは欠損処分された。欠損処分とは、督促状を送ったり財産を差し押さえても、財産がなかったり行方不明などで徴収が見込めない場合、あるいは最終的に税金を納められなかった場合に納税義務を消滅させるもの。
 滞納になった後、不服申し立てや納税者の消滅などで当初の徴収決定が取り消されたり訂正された金額は1兆3842億ウォンだった。その他の方法でも整理できず、ことしに繰り越された金額は3兆9080億ウォンに達する。
 一方、ことし上半期現在の滞納総額は12兆3923億ウォンで、徴収決定額(96兆4000億ウォン)の12.9%に達している。

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