同社は9日午前、南相兌(ナム・サンテ)社長をはじめ役員らが出席するなか、巨済・玉浦造船所で完工式を開催した。同社4つ目のフローティングドックで、長さ438メートル、幅84メートル、高さ23.5メートルで、面積はサッカー競技場5個分。1年6か月余りの工期を経て完成し、これで新たに年間8隻の建造が可能となった。主に超大型コンテナ船の建造に使用する予定だが、30万トン級の超大型原油運搬船と26万立方メートル級のLNG(液化天然ガス)運搬船など、その他の大型船舶の建造も可能だ。
大宇造船海洋は、受注不況が続くなかでも、昨年末の第2ドック拡張やことし2月のクレーン交代など生産設備拡張を進めてきた。ことしは商船75隻を建造する予定で、今回の新ドック完工により設備拡張に向けた大型投資はほぼ完了し、来年以降も建造能力の大幅拡大が見込まれる。
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