【ソウル9日聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は9日、政権樹立61周年を迎え、「先軍政治」の正当性を訴えながら、軍事力強化を最優先として力を注ぎ、革命と建設のあらゆる事業を軍事先行の原則で推し進めるべきだと強調した。同日、北朝鮮の朝鮮中央放送と平壌放送が伝えた。
 労働新聞はこの日、「先軍朝鮮の偉大な繁栄の時代を永遠に輝かせていこう」と題した社説で、金正日(キム・ジョンイル)総書記の統治方式である先軍政治を「共和国(北朝鮮)の永遠の勝利の旗幟(きし)であり、強盛大国建設の偉大な宝剣」とし、先軍思想と政治を一つのものとして受け止めるよう促した。
 また、南北関係にも触れ、南北共同宣言(2000年)と南北首脳宣言(2007年)の履行を重ねて強調した。

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