WEFは主要経済国・地域の制度環境、ビジネス環境、金融安定性、銀行金融サービス、非銀行金融サービス、金融市場、金融アクセス性などを項目別に分析し、毎年総合評価を出している。
韓国はビジネス環境で16位に入ったが、安定性が28位、制度環境が31位と不振。資本アクセスでは最下位の52位となり、総合評価で中位圏の23位にとどまった。韓国と同様、アジアの金融ハブを目指すシンガポール(4位)、香港(5位)、日本(9位)に比べ、大きく後れを取っている。
ただ、韓国は中高校進学率で2位、科学と数学教育が11位と優秀な人的資源を保有し、通信インフラ面でも高い競争力を備えると評価された。
ことしの報告でトップに立ったのは、前年2位の英国。2位は前年11位から躍進したオーストラリアで、前年首位の米国は3位に転落した。
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