銅像は高さ6.2メートル、幅4.3メートル、重さ20トン。李舜臣(イ・スンシン)将軍像の後方約210メートル、世宗文化会館前にあたる場所に、高さ4.2メートル基壇の上に設置された。弘益大学の金永元(キム・ヨンウォン)教授が製作した銅像は、左手には「訓民正音解例本」を開いて持ち、右手は前に出している坐像で、訓民正音(ハングル)をすべての国民に広く伝えた大王の温和な姿が形象化されている。
大王の業績を一目でわかるよう、銅像の周りには日時計や測雨器などの造形物も設置された。
市は銅像除幕式に続き、世宗大王の生涯と業績をたたえる展示空間「世宗物語」の開館式も行った。6つの展示空間と映像館などで構成されており、年譜や肖像画、ハングルメディアアートなどを観覧できる。
呉市長は、「韓国を象徴する通りである光化門広場に世宗大王像が設置されたことにより、広場が韓国の歴史と文化を象徴する空間に生まれ変わった」と述べた。
Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0