帰国したソル・ギヒョン=18日、仁川空港(聯合ニュース)
帰国したソル・ギヒョン=18日、仁川空港(聯合ニュース)
【ソウル18日聯合ニュース】韓国プロサッカー・Kリーグの浦項スティーラーズは17日にウェブサイトを通じ、ソル・ギヒョン(フラムFC)の入団を正式に発表した。契約期間は1年。年俸など具体的な契約条件は、双方の合意に基づき公開しない。
 ソルは20日に入団式を行い、同日午後から練習に参加する予定だ。10年ぶりの帰国に「欧州で養ったサッカーの技術を披露することで、ファンの声援に応えたい。これまでの経験を生かし、Kリーグ発展にも貢献できれば」と覚悟を語っている。入団の背景については、サッカーアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)やFIFAクラブワールドカップでの浦項の活躍を見守り、Kリーグの中でも魅力的なチームだと感じたと明かした。
 安定的な練習と試合出場が保障されたことで、ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の韓国代表に含まれる可能性が一層高まった。18日に帰国したソルは仁川空港で報道陣に対し、「わたしのワールドカップの経験を、今回の南アフリカ大会でも生かせるようにしてほしい」と、同大会出場を強く希望した。まずは、来月開催される東アジアサッカー選手権のメンバーに選ばれるよう、準備に打ち込む考えだ。

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 ソルは2000年にベルギー1部リーグのロイヤル・アントワープFCに入団、欧州に進出した。同アンデルレヒトを経て、2004年に英チャンピオンシップ(2部)のウォルバーハンプトン・ワンダラーズFCに移籍。プレミアリーグのレディングFCを経て、2007年9月にフラムに入団も、スタメン争いに敗れ、昨年1月にサウジアラビアプレミアリーグのアル・ヒラルに6か月間レンタル移籍した。シーズン開幕を控えフラムに復帰したが、昨年10月以降は試合に一度も出場できなかった。
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