韓国を訪れているスペイン協会のビリャルリョナ会長は21日、ソウルのサッカー会館で、「大韓サッカー協会の趙重衍(チョ・ジュンヨン)会長が強化試合を提案し、実現する可能性は90%以上だといえる」と明らかにした。6月3日にオーストリア・インスブルックで行うことになるだろうと述べた。
趙会長は、スペインで遠征州のホ・ジョンム監督と電話で話をしたところ、ホ監督も、南アフリカ入りがやや遅れてもスペインのような強豪チームとの強化試合は望ましいことで、オーストリアでの高地対策も有益との考えを示したと伝えた。
両協会はこの日、相互協力に関する覚書を交わした。スペインは、韓国の優秀な少年世代選手がマドリード地域のサッカー学校に通えるよう招請し、韓国ユースのトレーニングやセミナーに講師を派遣する。また、双方は審判や指導者、クラブ育成、規定整備などの業務でも相互協力し、そのための人材交流を積極的に行う。
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